無双キャラソンの感想でも

『真・三國無双７キャラクターソング集Ⅴ　～勇武の章～　』（'14/1/29 発売）


……買ってしまいました。
基本的にキャラソンとかにあまり興味がないので、それまで最後にキャラソンとか買ったのは、10数年前ですかね。FF10の。

はじめに馬超のキャラソン（馬岱とのデュエット）が出るって聞いて、それだけでも驚いたし気になったのですが、
（馬超の中の人って、アニメ以外の仕事が多い気がするし、馬超のゲームでの扱いがあんまりなので、てっきり公式に嫌われている？ とも思ってたので、キャラソンなんてないと思ってた…）

趙雲もいっしょ

だし、ジャケットで並んでるし、

馬超が左にいる

しで、ピンポイントで財布が狙われていると思いました（笑）
まるで公式様は私の心が無双から離れようとしているのを察知して、馬趙で釣っているんじゃないかとすら思えてならない……orz
（６猛将伝のときがまさにそれ）
それで、動画投稿サイトで公式が配信しているのを視聴したのがダメ押しでしたね。
馬超とか正直、初めは

誰！！！？？？

って思いました。なんですか、この爽やかイケメェンヴォイスは。
もし仮に馬超（単体）のキャラソンとかあったら、暑苦しい感じで

ジャスティス連呼してそうで怖い

と思っていたので、意表を衝かれました。……馬岱と一緒でよかったね。


詳しく？は続きの記事にて



CD収録順に……

まずは、趙雲から。
みなさん「いつものヤングさん」って言っていますね。
正直、いつもがどうとかわからないのですが;;
（※ヤング…趙雲の中の人の愛称。スラム〇ンクの相〇彦一の中の人っていえば分かります？？）
 
（無双の）長坂の戦いをイメージした曲ですね。
曲名を和訳すると「戦い続ける」らしいですが、劉備（とその大志）を守るために戦い続けるという趙雲らしく爽やかな曲で、なんというか聴いていて安心感があります。
ゲームでも比較的安心して見ていられるのは、今のところ趙雲だけというのが関係しているのかもしれませんが;;

歌詞に「覇の道」と「王の道」がでてきましたね。
無双曹操は「覇道」を掲げていますが、「覇道」と「王道」の対比は寧ろ中国史で見かけるものだと思います。たとえば、項羽と劉邦でしょうか。曹操と劉備をこの二人になぞらえるのは無双ばかりではありませんが、その辺りを踏まえた歌詞なんでしょう。
「覇道」が曹操なら、「王道」は劉備で、趙雲が選ぶのは「覇の道」でなく「王の道」を志す者、といったところでしょうか。
（「覇道」と「王道」の違いは漢文の授業でやった気がするが、よく覚えてない上、調べる気力がおきずに申し訳ない…;;）

あと、私だけだと思うのですが、意味は通じるけど本来の熟語の読み方と違う読ませ方をするやつには、どうにも慣れないですね……;;
そういうので唯一許せるのは

本気と書いてマジ

だけなんで、頭が古いんでしょうね。
趙雲の曲の歌詞だけでなく、他のキャラの曲の歌詞にも散見するので、昨今の（若者の）流行りなのかなとも思うのですが。


お次は朱然と関銀屏なんですが、この二人は視聴の段階で若干耳が受け付けなかったので、それでも１回だけは通して聴いたのですが、感想は省かせていただきます。

朱然　　→乙女ゲーのキャラソン
関銀屏　→美少女アニメのキャラソン

強いて言うなら、こんなところでしょうか……;;（感想じゃない）


お次は、英才教育（笑）こと鍾会。
正直に言うと、面白いようでかっこいいようで、やっぱり歌詞が面白いかもしれません。

愚か者の裏をかいて反旗を翻す……って、えーと、鍾会さん？？？
たしか正史だと、蜀が滅亡した後、鍾会が唯一憚っていた鄧艾を讒言（ざんげん）して召還させるが、司馬昭がやってくると聞くや自分の意図が悟られたと思って反旗を翻したような気がするんですが、

司馬昭は鍾会の野心をとっくに見抜いている

んですよね。他の人にも「いつまでも人の下にいるような人間じゃない」的なことを言われていたり、鍾会の野心を見抜いている人、結構いたみたいですね。
こういうことがあって、結局、鍾会は天下を掴むどころか、そこで身を滅ぼしてしまったので、そういった歴史的背景を踏まえて聴くと哀愁すら漂います。
なんですが、自信をなくして落ち込んでいるときに聴くと、

特に根拠はないのに、なんとなく元気が出ます（笑）

自信過剰な鍾会の曲だからかもしれません。

それはそうと特典CDのトークで、鍾会の中の人は飛翔剣について熱く語ってましたね。
チャレンジモードでのネットランキング上位を狙っているらしいです。
飛翔剣にとがった（突出した）性能が欲しいとか言っていたので、トーク最後の「ひとこと乱舞」（声優さんがただ単に自由に「〇〇乱舞！」って叫ぶだけ）のコーナーで

飛翔剣にとがった性能　乱舞！！

って叫んでもよかったんじゃないかと思っています。


最後は、馬超と馬岱のデュエット曲。
今回のキャラソンは馬超殿のために買ったようなものですが、馬岱もよかったです。
初めは、ちゃんと馬岱の声で歌っているのに驚きました。
馬岱の中の人の本来の声は馬岱に近いようですね。
トークでの絶体絶命の話は、馬岱に置き換えて聞いてました（笑）

馬超殿はなんというか、せこいです。

お前、そうやって何人落とした？

馬超殿は絶対、普段とのギャップで女を落としていると思います。
普段は暑苦しい奴だと思わせておいて、意中の女とか（とかってなんですか）と二人きりになると、キャラソンのような爽やかイケメェンヴォイスになる。
公式設定だと馬超殿は堅物で女に免疫なさそうに描かれていますが、親愛セリフとか聞いて、それってどうなの？とか思っていたところに、今回のキャラソンで確信しました。

馬超殿の堅物キャラは偽装

あれは、意中の女を落とす高度なテクと心得てください（笑）
堅物が親密な関係になった女に、

一心同体になってくれないか？（無双７　対女性親愛セリフ３）

なんて言いません。直球すぎだろ！！！
どう考えても、女の扱いに慣れた男の発言。騙されてはいけません。

……とまぁ、馬超殿の恋愛テクについて語りましたが、キャラソン自体は馬超と馬岱の二人が馬に乗って草原を駆け抜けるような、とっても爽やかな曲です。
やらしいところは一切ありません（笑）

馬超殿の中の人のトークで、印象的なのはやはり
「始めて（のキャラソン）は馬岱と」
 でしょうか。なんですか、大事なことなので２度言いました的なあれ。

トークの初めに、トーク進行役の趙雲が馬超を紹介するという形をとるのですが、

続いては……熱い馬超殿

って言うんですよ！！！
他の人を紹介するときより簡潔なんですが、却って意味深な発言と捉えてしまいました。
いろんな「熱さ」を知ってるんだろうな、趙雲（笑）

• 無双
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• 2014/03/29 Sat.