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おやかたブログ

ほぼ歴史(戦国・三国志)とゲーム(真・三國無双シリーズ)。 同人要素も含まれますので、ご注意を!歴史考察なんかもできたら…

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無双キャラソンの感想でも

『真・三國無双7キャラクターソング集Ⅴ ~勇武の章~ 』('14/1/29 発売)


……買ってしまいました。
基本的にキャラソンとかにあまり興味がないので、それまで最後にキャラソンとか買ったのは、10数年前ですかね。FF10の。

はじめに馬超のキャラソン(馬岱とのデュエット)が出るって聞いて、それだけでも驚いたし気になったのですが、
(馬超の中の人って、アニメ以外の仕事が多い気がするし、馬超のゲームでの扱いがあんまりなので、てっきり公式に嫌われている? とも思ってたので、キャラソンなんてないと思ってた…)

趙雲もいっしょ

だし、ジャケットで並んでるし、

馬超が左にいる

しで、ピンポイントで財布が狙われていると思いました(笑)
まるで公式様は私の心が無双から離れようとしているのを察知して、馬趙で釣っているんじゃないかとすら思えてならない……orz
(6猛将伝のときがまさにそれ)
それで、動画投稿サイトで公式が配信しているのを視聴したのがダメ押しでしたね。
馬超とか正直、初めは


誰!!!???

って思いました。なんですか、この爽やかイケメェンヴォイスは。
もし仮に馬超(単体)のキャラソンとかあったら、暑苦しい感じで


ジャスティス連呼してそうで怖い

と思っていたので、意表を衝かれました。……馬岱と一緒でよかったね。


詳しく?は続きの記事にて


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無双7の感想とか その5

無双7の感想も最終回です。
今回は、ゲームそのものについて語ろうと思います。

今まではあまりゲーム性に目がいかなかったのですが、6猛将伝以降は冷めた目で見るようになったせいなのか、無双ってこんなにストレスが溜まるゲームだったっけ?というのが正直なところです。

ネットのレビューなどを読むと、6の方がステージでの自由度が低いという意見が多いのですが、私は正直さほどそれが気になりませんでした。
(当時は攻城戦が5よりつまらなくなって、がっかりした思い出はありますが;;)
というのも、今にして思えば、6のストーリーは一本道であるがゆえに、逆に
逆らう気が起きなかったからだと思います。受け身でストーリーを消化していたというか。

7はストーリーの分岐があるので、ルート解放条件を満たすためにあちこち動き回る必要もでてくるわけですが、

行き止まり多すぎ。


指示に従わないと門が開かない、先に進めないというのも大概ストレスなんですが、

永遠に開かない門

との区別がつかないのに、更にストレス。そして、無駄にマップが広いし回り道で内心イライラ…………なんだかなぁといったところです。

今回はステージ数が増えたのですが、正直、無理に増やさなくても良かったのでは、と疑問に思わざるをえません;;ストーリーモードであったステージの相手側の
(フリーモードのみの)シナリオが、申し訳程度に追加したように感じられて残念でした;;
今回は、フリーモードの復活が一つの売りでもあったわけですから、将星モードを削ってでも、ステージに力を入れてほしかったなぁと思います。
無双5の攻城戦のような、歴史的に見てリアルな戦場が欲しかったのですが……;;
そういうのはエンパに期待して下さいっていう雰囲気があるのも、なんだか残念ですよね。
一応「タクティカルアクションゲーム」ですし、一応は歴史(を題材にした)ゲームの老舗なんですから、もう少しその辺りを頑張ってほしいです。
昨今のブームで量産された、三国志の名前だけ借りただけのゲームとの差別化を期待したいですね。
(望み薄でしょうが……;;)
時代考証を!とは言いませんが、せめて「古代中国っぽさ」は残してもらえることを願っています。

アクションについては、批評できるほど目が肥えてないので省きますが、難易度を上げた時の敵兵のステルスは結構ストレスたまりますね;;
吹き飛ばしたと思ったらまたすぐに囲まれていることよりも、敵将に掴み系の無双乱舞を発動させたと思ったら、カットインの間にやって来ていたらしい敵兵に当たるのが……。

あと、気になるのが無双乱舞の爽快感が若干薄れたことですね。
追加分を除いては無双6と同じなので、つい比較して見てしまいます。
一部の武将の無双乱舞のカメラワークが変更されたのですが、無双6の鄧艾の無双乱舞2は結構気に入っていただけに残念ですね;;
エフェクトも簡略化?されたのも地味~に…………。容量の都合なので、致仕方ないと割り切るしかないか;;


いわゆるコンシューマーゲームって、目の肥えたユーザーが多いから彼らを満足させるものを作るためには開発費もかさむし、ソーシャルゲームほど効率よく収益を上げられないのでしょうが、いいゲームなら高くても買うという人が多いと思うんですよね。会社である以上は利益を上げるのは当然なのですが、コンシューマー派の中にいる、そういう人たちのことも大切にしてほしいと考えています。

愚痴ばかり言ったので、最後には無双7のよかったところを挙げます。

・表情集の趙雲が美人
・ジンレッドコスの尻
(ただし赤には未だに納得がいっていない)
・関銀屏の無双乱舞2

といったところです。それしかないのに、なんで買ったの?と訊かれたら、友人の話を聞いて公式様のちちとかたにまとかへのどうでもいいこだわりに脱帽させられたからです。
その情熱をもっと別なところを注いでほしい(笑)


前回の記事への拍手、有難うございました!


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無双7の感想とか その4

今回は、馬超語りです。

……近頃の無双語りはあまり肯定的でない内容……というか、ほぼ愚痴しかないですね。
なので、もし不快に思っても見なかったことにして下さい(笑)
以下の内容は、続きの記事にしてもよかったのですが、それほどの内容でもないので。


趙雲に関する部分で「これはない」というのは一ヶ所だけでしたが、馬超に関しては
ほぼそれかもしれません;;

ステージ名は成都の戦い(劉備軍)でよかった??でしょうか。
あそこで、あんなにあっさり馬超を降らせるぐらいなら、直前のイベントシーンは寧ろ史書(正史)に沿って、
馬超が劉備軍の援軍としてやってくる感じでもよかったんじゃないかと思います。

『演義』に沿うのであれば、ファンサービス(…という表現はひねくれているのかもしれませんが)として、張飛との一騎打ちをやればいいのに、それもない。
…というか、今回このステージで
馬超と張飛の会話すらなかったように記憶していますが、どうなんでしょう??今更確認する気力もありませんけど(こら)
それとも、あのイベントはただ馬超が正義の人というのを
やりたかっただけなんでしょうか。

そもそも、歴史物において正義を描くことそのものに無理があると思いますが、せめて、馬超が
何を以って正義とみなしているのかを示してくれれば、やみくもに正義をふりかざしているだとか、単に正義を連呼しているだけだとは映らないと思います。

正義というのは、その時代やその人の置かれた立場によって変わるものであり、よくいわれるような「正史の馬超は悪」といった批判が必ずしもあてはまるとはいえないのだと、個人的には考えます。
当時の士大夫層や漢族のものさしで測れば「道義にもとる」といわれるような言動であっても、それが馬超個人や非漢族にとっての正義に従ったが故の言動に過ぎない可能性もありますし、何が正しいかなどは一概には言えないからです。
 
近頃の無双は「その人物がどんな役割を果たしたか(何をしたか)」ということよりも「〇〇はこういうキャラ(性格)」ということがやりたいのか……というのが、このことからでさえ
イヤでも伝わってきます。
無双はキャラゲーでも構わないのですが、

硬派な歴史物とキャラゲーの中間点

あたりにいるキャラゲーであってほしいと、個人的には願っています。
いわゆるライトノベルの読者とか、そっちの層に受けるように寄せられると、いくら同人とかやってる私でも興がさめるというか。
…と言いつつ、硬派な歴史物に寄せられるぶんには大歓迎なのですが(笑)


もう一つ「ないな」と思ったのはこのイベントシーンで

あご……割れてる?でした。

あんまりイケメンにすると馬超が右にされるから、もしやこれは「馬超は左!!」という公式様のアピールなんでしょうか。
(※右とか左とか意味の分からない人、追及してはいけません)

ならばよし(笑)




……え、潼関の戦いについては語らないのって??
これについては、あるとかないとか、それ以前に


ステージ自体なかったことにしてほしい


レベルです。冗談抜きに;;


無双7の感想は次回で終わると思います。

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無双7の感想とか その3

キャラクターについて。
……というか、私の好きな馬超と趙雲をメインに語ります(笑)


長くなるので、今回は趙雲について。

巷では美人になったと評判ですが、表情集と通常モデルのズレが大きいと思うのは私だけでしょうか。
たしかに表情集の趙雲は美人さんだと思います。
ですが、通常モデルの趙雲はなんというか……顔が若干いかついですよね。
イベント(実機?)シーン、無双乱舞のカットインおよびギャラリーの無双武将鑑賞で見ると分かり易いと思います。
通常モデルに限って言えば、無双6のときのほうが寧ろ美人だったかな…;;

無双5がモデリング技術の絶頂期で、シリーズを追うごとに劣化しているように見えてしまうのは、キャラ増員の弊害というか、それによって(ポリゴン的に?)割を食ってしまったからなんでしょうか。
PS2でも、無双3のモデリングはすごく好きというか美しかったので、無双4になってアレっっ???となりましたし。
…それとも、もしやモデリングの良し悪しって画力と関係があるんですかね??
個人的には、設定資料集のキャラクターの「デザインイラスト」を見る限り、無双5の画力が一番高いように感じるのですが、キャラクターデザインとモデリングの担当者は別ですから、なんとも言い難いのですけど。

趙雲は他の武将との関わりが少ないので、ストーリーはいつも比較的安心して見ていられるのですが、今回は「さすがにこれはない」というのが一ヶ所だけありました。
下の夷陵の戦いの前の一幕ですね。

趙雲「仇を討つために!」

ええええええええぇぇぇぇぇぇぇ
っっっっ!!!???


正直この趙雲のセリフが衝撃的すぎて、直後の

趙雲の髪がヤバい動きをしていることに気付けませんでした。

……後で知って、確認して笑いましたが。馬の尻尾か!(笑)

趙雲って、無双でも6までは劉備の東征(夷陵の戦い)には基本的にずっと反対の立場を取ってきたはずなんですが、どうしてこうなった???
(…でも、5SPの馬超伝でも趙雲が東征にあまり反対していない気がして地味にがっかりした思い出が…。馬超と趙雲の言動が趙雲伝の立場と矛盾している(※注釈参照)、という所も含めて。)

趙雲の良さは誠実無比で厳格という所にあって、無双趙雲もそういう路線だと思うのですが、趙雲の場合、何をもってそうとされるのかというと、個人的には、あくまでも筋を通すという所にあると思うのです。
何故、劉備の東征が筋が通らないかというと、蜀(漢)にとって国賊は魏である、という立場に反することが一番の理由で、『(趙)雲別伝』でもそのように述べて反対しています。
別伝の類というのは、後世の史家によると「子孫溢美(いつび/ほめすぎの意)の言を載せるもの」というのですが、趙雲を主役にするんなら、たとえ「子孫溢美の言」であっても、この箇所だけは外さないでほしかったなぁと……詮無いことを言ってみる(笑)

次回は、馬超語りです。


※注釈※
無双5趙雲伝のムービーより。
馬超が趙雲に対して「(劉備の東征を)止められなかったか…」と言っているので、馬超は反対する気持ちはあっても、表立って反対はしなかったように見受けられます。
にもかかわらず、5SPだと馬超が劉備に対して直接反対して、しかも趙雲が(賛成の立場で?)それを押し止める形を取るので、なんだかなぁと。
ちなみに趙雲が反対する場面は描かれるのは、張飛伝です。


前の記事での拍手、ありがとうございます。

 

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無双7感想とか その2

ストーリーについての続き。

記憶が少々あいまいなので、間違っていたらすみません。

たとえば蜀……というか、劉備の「戦う理由」って、無双5まで(?)は漢室復興だったように記憶しています。それは以下の史実により、歴史的に見ても概ね納得のいくものでした。

①劉備が漢(後漢)皇帝と同姓であること
(真偽はともかく、漢室に連なる血筋であるとされる)
②建国の正式な国号が漢(もしくは季漢)であること
 
(「季」は末っ子の意。漢室を継ぐ意図がうかがえる。)
※「蜀」は陳寿が「蜀国志」として歴史書を編纂したことによる。
 (参考文献『三国志 きらめく群像』(筑摩書房))

それが、どういうわけか6以降は「仁の世を築く」というコンセプトにシフトしていきましたね。
たしかに劉備は、それがポーズか真実かはともかく「仁者」としての面が歴史書に記されています。
それこそ勝手な解釈かもしれませんが、それはあくまでも人心を得るためであると考えているので、その解釈に疑問を感じ、ストーリーに感情移入できませんでした。
シフトの理由を自分なりに考えてみましたが、つまるところ

わかりやすい

ということなんでしょうね。
歴史に興味のない人に、漢室復興とか、上に挙げたような史実を説明しようとしても

なにそれ

ってなるんでしょう。
ゲームそのものもソーシャルが台頭して「お手軽」がもてはやされる時代ですからね。
でも、よくよく考えると、私が無双をきっかけに三国志に興味を持ったのは、その

なにそれ

があったわけで、わからないから知りたい、調べる、原典を理解する、ということにつながったのではないかと思うのです。
それが、今のようなコンセプトでもって語られると、歴史を知らない人は「そうなのか」って納得して終わってしまうし、知っている人は首をかしげてしまう。
開発の方のインタビューを見ると、しばしば「無双をきっかけに歴史に興味をもってくれたら」というコメントを見かけるのですが、今のノリだとそれは期待できないのでは、と考えてしまいます。


無双6(無印)のときは、ストーリーのコンセプトには疑問を持っていましたが、流れ…というか、晋はともかく、魏呉蜀ストーリーのムービーやイベントシーンは概ね原典である『三国志演義』に沿っていたので、その辺りにはさほど不満はありませんでした。

…が、7は………IFルートならともかくとして、何故その人が前に出るのかな?というのが多々見受けられました。ステージにいるのはまだいいとして、歴史的に見てそのステージのメインになるべき人物でないのに、あるいは存在しないはずなのに前面に出る…というのはどうかと。
三国志あるいは演義的に重要な人物でないのに、いわゆる推しキャラを随所で目立たせようとしている……と映るのでは。
まぁ、推しキャラがいること自体は悪いことではないのですが……;;


ほとんどゲームの感想でないのですが……更に続きます。

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