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おやかたブログ

ほぼ歴史(戦国・三国志)とゲーム(真・三國無双シリーズ)。 同人要素も含まれますので、ご注意を!歴史考察なんかもできたら…

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デジ絵講座? 膝枕馬趙ができるまで……その3

前回は肌の塗りを紹介しました。
今回はこれを応用して服の塗りを紹介したいと思います。
いつもよりは短めですが、しばしお付き合い下さいませ。





【 第3回 ~塗り② 服編~ 】

影の部分の塗りの基本的な流れについては肌の塗りと全く同じです。
下記リンクを参照くださいませ。

膝枕馬趙ができるまで 第2回 ~塗り① 肌編~
 
  
 
①服の影の塗り

服の影は肌と比較して複雑なので、ここで自分なりの工夫を紹介したいと思います。

(1)筆を使ったような塗り

先を尖らせるテクニック(?)を覚えておくと、ペンタブレットがなくても筆を使ったような塗りができます。表現の幅が広がるので、(マウス派の人は)覚えて損はない……でしょう!
下の図がブラシツールでなぞった(太い)線です。これが影となる塗りと考えて下さい。

 
肌の塗りと同様に、モードを「ブラシ」に設定した「消しゴムツール」を使って尖らせます。
下の図の赤い矢印が示すように、二方向へ消しゴムを入れると、上手く尖ってくれます(?)。
狙った通りにブラシを動かすのには慣れが必要ですが、「ペンタブレットが使えないとデジタル塗りはできないんでしょ?」みたいに諦めることはないと思います。
(でも、ペンタブレットも覚えたほうがいいかもしれません……自分が;;)

 

あとは「ブラシツール」と「消しゴムツール」を上手く交互に使い分けて(使う順序を工夫しつつ)複雑な影を表現するのですが、絵柄や服のしわの付け方によって順序も変わってきますので、ご自身で一番良い方法を見つけていただければと思います。

尖った部分が連続しているなど、1つのレイヤーだけで作業するのが難しい場合は別レイヤーを作って作業します。
今回はレイヤーの作り方等をざっと紹介するにとどめ、図を使った説明は次回へと持ち越しますので、ご了承くださいませ。

(2)複雑な影の塗りにおけるレイヤーの工夫

  (ⅰ)「影」レイヤーのモードを一旦「乗算」→「通常」へ変更
     ※必ずしもこれを「通常」にする必要はありませんが、したほうが無難です。

  (ⅱ)「影」レイヤーの上に「通常」モード新規レイヤー(いくつでも可)を作成し、
     「影」レイヤーで使った色と同じ色を使って、影の部分を塗る

  (ⅲ)終わったら(ⅱ)の影の部分となるレイヤーすべて統合し、モードを「乗算」へ戻す


服の1段目の影の塗りが一通り完了したのが下の図です。

 

(3)1段目の影の仕上げ

趙雲の左腕の境界線のエッジが強すぎるので、境界線をぼかします。
1段目の影と同じレイヤーで、同じ色、ボケ足の大きいブラシ(だいたい300px以上)を選択し、ブラシの円周部分が境界線にかかるようにしてなぞります(下図参照)。

 


②服のグラデーション

趙雲の服にグラデーションをつけるので、見やすさ考慮して①で作成した「影」レイヤーは一旦非表示にしておくといいかもしれません。
ここでは、部分的にグラデーションをつける方法を紹介します。

(1)選択範囲の指定

趙雲の右腕と左腕で少しグラデーションのつけ方を変えたいので、個別に選択範囲を作成します。

  (ⅰ)「CTRL」キーを押しながら「服」レイヤーを選択(「選択範囲を読み込む」)
  (ⅱ)「なげなわツール」の「現在の選択範囲の共通の選択範囲」を選ぶ
     ※下図の赤枠の右端のアイコンをクリック
 
 
 

  (ⅲ)グラデーションをつけたい箇所が全て覆われるように囲む
     ※重複する箇所のみが選択範囲として残る


(2)グラデーションをつける

思い通りの結果が得られなかった場合にやり直しが利くように新規レイヤーを作成し、「乗算」モードにします。レイヤーの位置は「影」レイヤーの上でも下でも構いません。

  (ⅰ)「描画色」をグラデーションをつけたい色にしておく
  (ⅱ)「グラデーションツール」のメニューバーのプルダウンをクリック
  (ⅲ)「描画色から透明に」(※下図の赤枠)を選択
     ※ここで(1)で作成した選択範囲が維持されていることを確認しましょう

 


  (ⅳ)グラデーションをつけたい箇所の始点をクリックし、ドラッグして終点で離す

     
すると、趙雲の服にこのようにグラデーションがつきました(下図参照)。


  
  
②の工程を左腕でも繰り返し、「影」レイヤーを再表示すると下図のようになります。




ここで第3回は終了です。
次回は金属の塗り方の講座となりますのでお楽しみに(?)

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