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おやかたブログ

ほぼ歴史(戦国・三国志)とゲーム(真・三國無双シリーズ)。 同人要素も含まれますので、ご注意を!歴史考察なんかもできたら…

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無双7の感想とか その3

キャラクターについて。
……というか、私の好きな馬超と趙雲をメインに語ります(笑)


長くなるので、今回は趙雲について。

巷では美人になったと評判ですが、表情集と通常モデルのズレが大きいと思うのは私だけでしょうか。
たしかに表情集の趙雲は美人さんだと思います。
ですが、通常モデルの趙雲はなんというか……顔が若干いかついですよね。
イベント(実機?)シーン、無双乱舞のカットインおよびギャラリーの無双武将鑑賞で見ると分かり易いと思います。
通常モデルに限って言えば、無双6のときのほうが寧ろ美人だったかな…;;

無双5がモデリング技術の絶頂期で、シリーズを追うごとに劣化しているように見えてしまうのは、キャラ増員の弊害というか、それによって(ポリゴン的に?)割を食ってしまったからなんでしょうか。
PS2でも、無双3のモデリングはすごく好きというか美しかったので、無双4になってアレっっ???となりましたし。
…それとも、もしやモデリングの良し悪しって画力と関係があるんですかね??
個人的には、設定資料集のキャラクターの「デザインイラスト」を見る限り、無双5の画力が一番高いように感じるのですが、キャラクターデザインとモデリングの担当者は別ですから、なんとも言い難いのですけど。

趙雲は他の武将との関わりが少ないので、ストーリーはいつも比較的安心して見ていられるのですが、今回は「さすがにこれはない」というのが一ヶ所だけありました。
下の夷陵の戦いの前の一幕ですね。

趙雲「仇を討つために!」

ええええええええぇぇぇぇぇぇぇ
っっっっ!!!???


正直この趙雲のセリフが衝撃的すぎて、直後の

趙雲の髪がヤバい動きをしていることに気付けませんでした。

……後で知って、確認して笑いましたが。馬の尻尾か!(笑)

趙雲って、無双でも6までは劉備の東征(夷陵の戦い)には基本的にずっと反対の立場を取ってきたはずなんですが、どうしてこうなった???
(…でも、5SPの馬超伝でも趙雲が東征にあまり反対していない気がして地味にがっかりした思い出が…。馬超と趙雲の言動が趙雲伝の立場と矛盾している(※注釈参照)、という所も含めて。)

趙雲の良さは誠実無比で厳格という所にあって、無双趙雲もそういう路線だと思うのですが、趙雲の場合、何をもってそうとされるのかというと、個人的には、あくまでも筋を通すという所にあると思うのです。
何故、劉備の東征が筋が通らないかというと、蜀(漢)にとって国賊は魏である、という立場に反することが一番の理由で、『(趙)雲別伝』でもそのように述べて反対しています。
別伝の類というのは、後世の史家によると「子孫溢美(いつび/ほめすぎの意)の言を載せるもの」というのですが、趙雲を主役にするんなら、たとえ「子孫溢美の言」であっても、この箇所だけは外さないでほしかったなぁと……詮無いことを言ってみる(笑)

次回は、馬超語りです。


※注釈※
無双5趙雲伝のムービーより。
馬超が趙雲に対して「(劉備の東征を)止められなかったか…」と言っているので、馬超は反対する気持ちはあっても、表立って反対はしなかったように見受けられます。
にもかかわらず、5SPだと馬超が劉備に対して直接反対して、しかも趙雲が(賛成の立場で?)それを押し止める形を取るので、なんだかなぁと。
ちなみに趙雲が反対する場面は描かれるのは、張飛伝です。


前の記事での拍手、ありがとうございます。

 

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交地20お疲れ様でした!

先日の交地20に参加された方々、どうもお疲れ様でした!
特に午前中は雨風が凄くて台風みたいでしたね;;傘が飛ばされるかと思いました…
そんな中でスペースにいらっしゃった方々には感謝感謝です。
正直、(天候も天候だし)人が来ないと思っていたので、ろくな準備をせずにご迷惑をおかけしてすみませんでした;;…今度から気を付けます。
ピクシブを始めてからだいぶ?経ちますが、ここ1年でイベントでもようやく反応が出始めるようになりましたね。もっとマメに投稿したいです。

そういえば、ビッグサイトにかっかさんの中の人がきてたみたいですね。
握手した人もいるようなんですが、私は後姿だけを……見ることができた???ようです。


前の記事に拍手を下さった方、どうもありがとうございます!

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無双7感想とか その2

ストーリーについての続き。

記憶が少々あいまいなので、間違っていたらすみません。

たとえば蜀……というか、劉備の「戦う理由」って、無双5まで(?)は漢室復興だったように記憶しています。それは以下の史実により、歴史的に見ても概ね納得のいくものでした。

①劉備が漢(後漢)皇帝と同姓であること
(真偽はともかく、漢室に連なる血筋であるとされる)
②建国の正式な国号が漢(もしくは季漢)であること
 
(「季」は末っ子の意。漢室を継ぐ意図がうかがえる。)
※「蜀」は陳寿が「蜀国志」として歴史書を編纂したことによる。
 (参考文献『三国志 きらめく群像』(筑摩書房))

それが、どういうわけか6以降は「仁の世を築く」というコンセプトにシフトしていきましたね。
たしかに劉備は、それがポーズか真実かはともかく「仁者」としての面が歴史書に記されています。
それこそ勝手な解釈かもしれませんが、それはあくまでも人心を得るためであると考えているので、その解釈に疑問を感じ、ストーリーに感情移入できませんでした。
シフトの理由を自分なりに考えてみましたが、つまるところ

わかりやすい

ということなんでしょうね。
歴史に興味のない人に、漢室復興とか、上に挙げたような史実を説明しようとしても

なにそれ

ってなるんでしょう。
ゲームそのものもソーシャルが台頭して「お手軽」がもてはやされる時代ですからね。
でも、よくよく考えると、私が無双をきっかけに三国志に興味を持ったのは、その

なにそれ

があったわけで、わからないから知りたい、調べる、原典を理解する、ということにつながったのではないかと思うのです。
それが、今のようなコンセプトでもって語られると、歴史を知らない人は「そうなのか」って納得して終わってしまうし、知っている人は首をかしげてしまう。
開発の方のインタビューを見ると、しばしば「無双をきっかけに歴史に興味をもってくれたら」というコメントを見かけるのですが、今のノリだとそれは期待できないのでは、と考えてしまいます。


無双6(無印)のときは、ストーリーのコンセプトには疑問を持っていましたが、流れ…というか、晋はともかく、魏呉蜀ストーリーのムービーやイベントシーンは概ね原典である『三国志演義』に沿っていたので、その辺りにはさほど不満はありませんでした。

…が、7は………IFルートならともかくとして、何故その人が前に出るのかな?というのが多々見受けられました。ステージにいるのはまだいいとして、歴史的に見てそのステージのメインになるべき人物でないのに、あるいは存在しないはずなのに前面に出る…というのはどうかと。
三国志あるいは演義的に重要な人物でないのに、いわゆる推しキャラを随所で目立たせようとしている……と映るのでは。
まぁ、推しキャラがいること自体は悪いことではないのですが……;;


ほとんどゲームの感想でないのですが……更に続きます。

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交地20のおしらせ

交地20まで2週間切りましたね。
スペースナンバーが確定しましたので、お知らせします。

ろ04

です。よろしくお願いします。
新刊はありませんが、ペーパーに『ヴァモーキのヨメ探し 弐』の内容を少し載せられたらいいですね。
全部載せるわけではないのですが、ピクシブで『ヴァモーキのヨメ探し 弐』を公開していますので、よろしければご覧ください。
まだ新しいので、会員登録なしでもサイトトップページのリンクからご覧になれるかと思います。
それにしても、以前よりも会員登録なしで見られる範囲が狭まりましたね……;;

『ヴァモーキのヨメ探し 弐』の一部。本日ピクシブに投稿したものです。
 
PVの内容をなぞっているだけ……?ですが(笑)

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無双7感想とか その1

ようやく4勢力のストーリーモードをクリアしたところなので、おおまかに?無双7の感想でも。




実を言うと、発売日から4ヶ月ほど経ってから買いましたが………


初回特典ついてました(三国志12衣装ダウンロードシリアル)


あれ……?おかしいな……(6猛将伝のときも同じようなことがありましたが…)



それはともかく、今回は…というか、無双6の時もそうでしたが、全体的に首をひねりながらのプレイでした;;
(旧ブログ見直して、無双6の感想記事がなかったことに気付いた/笑)

無双に限らず、歴史を題材にしたゲームの醍醐味って、自分のお気に入りの歴史人物(あるいは勢力)で天下を取ったり、その活躍で自軍を有利にしたり勝利に導いたり、いい意味での史実無視ができるところにあると思うのです。

無双は、とりわけ人物造形について、歴史をもとにしながらも、歴史愛好家でない人にも受け入れられるようなアレンジが施されているわけですが、そういった設定はあくまで差別化のためであり、歴史解釈や人間関係に影響を与えるものではなかったと解釈しています。
だから、おおまかに「戦う理由」を持たせるのはいいとしても、それをテーマ(キャッチフレーズ??)に位置づけるというか、あまり前面に押し出されると、そのいい意味での史実無視が失われ、悪い意味での史実無視に映ってしまうのでは……。

歴史上の彼らが、実際にどんな思いを抱いて戦っていたかは今となっては知る由もないので、どう解釈しようと自由なのかもしれませんが、せめて、ある程度歴史に詳しい人から見ても

見方によっては、そういう解釈もアリ

というところを狙って脚本を作っていれば、一部で言われるような批判も免れられるのではと愚考いたします。まさか、それを狙って今の……ということはあるまいな??


無双7の感想?的な記事でしたが、続きは後日に改めます。

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